植草一秀氏を応援します!写真の無断転載厳禁


by yuutama1
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12月7日第8回公判

12月7日に行われた第八回公判。
一部わかる部分だけ書きます。といっても公判の内容というより、私の意見が大半ですので。

今回の公判、植草氏に対する検察側からの尋問は、とにかく、無実ならなぜそれを主張しなかったのかという尋問が多かったらしいです。
検察側は、警官を証人として、逮捕当時植草氏が罪を認めていたということを強調したいような内容だったらしいです。
これに対して植草氏は高輪警察署でF巡査による強い利益誘導により、虚偽の調書作成に同意するまでは、容疑を完全に否認していたことをはっきりと述べられていたとのことです。
これは、そのときの取り調べの資料があるでしょう。初めに否認していたか認めていたかは分かるのではないでしょうか。
ただし、最初に作られた手書きの調書も、植草氏は、内容を確認させてもらえぬままで、
F巡査による取調べ調書と一緒に、署名させられたと言っていますので、調書の証拠能力は基本的に無いのだと思います。
植草氏の当初の供述がどのようなものだったのかということを、調書の証拠能力も含め考えて判断する必要があると思います。

否認していても聞き入れてもらえなかった事は以前から何度も報道もされていますし、記者会見でもおっしゃっていましたが、
今、認めればすぐに釈放。認めなければ長期拘留でマスコミ公表は避けられない。そういう取引を警察から持ちかけられたとの事。
マスコミに公表されても、何もしていないなら裁判になっても問題ないんじゃないかと思う方もいるとは思いますが、それは違います。
例え、最初から一貫して無実を訴えていたとしても、今まで築き上げてきたもの全て失ってしまうことは明らかです。
植草氏はF巡査から、警官の現認だからどんなに否認しようが絶対にひっくり返らない。
裁判をやっても100%勝ち目はないと強く説得され、やむなく認める方向での調書作成に同意したとのこと。
弁護士への連絡も警官が指示し、当初考えていた弁護士への依頼を変更させられ、別の弁護士と連絡をとらされ、
F巡査は弁護士と連絡が取れるとすぐに電話を取り上げて弁護士と長々と話し、植草氏は、その後、弁護士から「警官の指示に従っておくように」と言われ、それに従ったとのことです。
裁判をしても絶対に勝ち目がないと説得され、5時までに調書作成が終了しなければ間に合わなくなるとせきたてられるなかで虚偽の調書作成に同意してしまったと証言をされていたようです。
裁判をしても絶対に勝てないと言われたことが、認める方向での調書作成に同意してしまった大きな理由で、
特にマスコミ公表が家族や親族に与える影響を重く考えたことも話されたようです。
裁判になれば、今のような誹謗中傷も浴び続けなければいけないんです。
もし、警察から、認めればすぐに釈放になってマスコミにも公表されないと持ちかけられたら、
大抵の人は色々と考え抜いた上で結局は不本意であっても認めてしまうのではないでしょうか。
一般人でもそうです。会社に連絡するぞと言われれば事の真偽に関係なく多分会社クビは確実。
一家が路頭に迷うことになるのは目に見えているのだから連絡されないように罰金で済ます方法があるなら
そちらを選択してしまう方も多いと思います。
一般人であれば、会社をクビになったとしても、再就職は比較的容易でしょう。
それでも現実は何人もがそういう選択をしています。
植草氏が一旦この取引に乗って認めてしまったことは、マスコミに公表された今、裁判をする上で不利な部分かもしれません。
しかし、そのような錯乱状況にあるときにその後のことを真剣に考えれば考えるほどこのような取引には応じてしまうものだと思います。
そしてその取引に応じて処理するつもりでいたが、4月10日の区検での調べのあと、
植草氏は早期釈放という話はうそであることに気付き、ここから全面否認に転じたのだそうです。
全面否認に転じたもうひとつの最大の要因が、防犯カメラの存在に気付いたことだったとのことです。
防犯カメラの映像を綿密に調べれば自分の無実は客観的に完全に証明される。
警官の現認だろうが、客観的な証拠になる防犯カメラの映像で自分の無実は証明されるはずだと考えたのだそうです。
4月11日に植草氏が裁判所でこのことを訴えると、警察は4月12日に本人が認めているとの虚偽の説明をつけてマスコミに公表した。
警察の取引が嘘だったことに気がついた植草氏はやっていないものはやっていないと無罪を訴えているわけです。

F巡査への検察側からの尋問のなかで、前歴についてF巡査が、植草氏が述べたものとして証言した内容には大きな疑惑があります。
取調べでの植草氏の発言は、おそらくF巡査の証言とはまったくかけ離れたものなのだと思います。

ずっと取調べでは素直だったのに前歴の事だけは植草氏は話したくなさそうだったとか
目を合わせられなくてうつむき加減だったとかも証言していたそうです。
とにかくF巡査は当時植草氏は罪を認めていて何もかも話しておとなしく取り調べに応じていたんだという印象を裁判官に与えたかったのでしょう。
F巡査の証言の内容が調書に含まれていようがいまいが、調書は警官が勝手に作成し読み聞かせなしでサインさせたものです。
これは取り調べ方法に問題があったわけで、証拠として扱われてはいけないものだと思います。
以前にも書きましたが、これは検察側があまりに植草氏逮捕に関して証拠として提出するものが無いために
なんでも衝撃的なことを言って、マスコミが飛びつきそうな話題を裁判という場で提供する。
マスコミを利用して情報操作し、世間の印象を誘導している事に他ならないんです。検察側はこの件の立証が出来ていないんです。
だからこんな汚い情報操作をするしかないんです。

弁護側からの尋問は今回は無かったらしいので、今後弁護側がF巡査に尋問をし、真実が厳しく問いただされることになると思います。
いずれ、植草氏に対する弁護側からの再尋問で、今回の公判で出てきた前歴とされているものに対する真実のところが明らかにされることになると思います。
現段階では、F巡査側の一方的な話しか伝えられていないわけで、この段階で、その内容が真実そのものであるかのような
マスコミの取り扱いには憤りを感じないわけにはいきません。
きっとこの件も今後の公判で納得ができるはずだと思っています。
その公判内容を聞くことができれば多分F巡査は人権侵害に当たるようなでたらめ証言をしていたということがわかってくるだろうと思います。

繰り返しになりますが、本当に今は警察側(検察側)の一方的な情報だけが、何らのしっかりしたチェックもかけられずに、
マスコミを通じて世間に流布されているのが現状だと思います。
この構造が多くの冤罪被害を生む基本的な構造だと思います。
以前記者会見で、反論の機会も与えられないまま事実とは全くかけ離れた情報が流布され・・・とおっしゃっていましたが
その状況はいまも変わっていません。
今回の公判の内容として伝えられていることの真実を植草氏がこの先いつか公判で語ることになるのでしょうが
その時きちんと報道されるでしょうか。

知りうる限り植草氏側の情報をここでは流したいなとつねづね思ってはいますが、私も情報源はマスコミ報道が主です。
なかなか植草氏側がどのように証言されていたのか情報を得ることができません。
前回・今回と傍聴された方から一部内容を教えていただいたわけですが、それでわかったのは
検察側の意図的な情報操作によると考えられる、真偽が極めて疑わしい証言内容だけをマスコミは報道しているということ。
立証が難しい検察はそうなることをわかっていてそれを利用しているということでしょうか。
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by yuutama1 | 2004-12-15 16:21 | 裁判関係