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植草一秀氏を応援します!写真の無断転載厳禁


by yuutama1
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先入観を持って見るのは危険なことだと思うのですが

この逮捕は鉄道警察隊員が植草氏が怪しいのではという思い込みからはじまったようです。不審人物をなんとか捕まえなければとの焦りと、もしかしたら逮捕で手柄を立てたいという
気持ちも少なからず警官にはあったのかも知れない。それは私にはわからない。
政治的背景がささやかれているのは知っておりますが、
こちらも私には良くわからない世界なのでとりあえず今は置いといて、
この鉄道警察隊員は植草氏の事を知らなかったのでしょうか。
単なる不審人物という認識だったのでしょうか。

当時、鉄道警察隊はテロ警戒の真っ最中。ピリピリしていたのではないでしょうか。
警察に勤めていれば普段から勤務中は怪しい人物はいないかと
始めにそういう考えありきで周りを伺っている事でしょう。それが仕事なのだから。
その思いが植草氏が取っていた通常誰でも行うであろう行動を
余計に怪しく思わせたのだと私は思うのです。
警官の目撃証言は正しいと思われがちなのですが、違う場合もある。
警官には怪しい人物を見つけようとしている考えがまず先にあるので、
普通の人がみれば怪しくも何とも無い行動が怪しく写ってしまうということが
容易に想像できるのです。

取調室での虚偽の調書作成や虚偽の自白の誘導は今に始まったことではないでしょう。
取調べをしていた警官の上司が『落とせ』と言ったことが全てを語っているように
否認をしていればなんとか自白をさせようとするものです。

逮捕した警官と高輪署で取調べをした警官は別人なので、当然取調べをした警官は
身内の警官の証言を優先しその警官の証言に沿った自白を何とか引き出そうとするのです。

この様な始めに思い込みありきの目撃証言と強引な取調べの手法で冤罪は作られて
しまうのだと思います。
裁判所は必ずこの不正を見抜き正しい判決を出してくれるものと思っています。
by yuutama1 | 2005-02-22 12:39 | 植草一秀氏