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植草一秀氏を応援します!写真の無断転載厳禁


by yuutama1
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冤罪をどうしてもわかってもらいたいのです。

『月刊現代』読んだ方もいらっしゃると思うのですが、
警察・検察側の出す情報のみしか流さなかったマスコミ報道の異常さの中で
このような公平な記事を書ける方を私はとても尊敬します。

今回のインタビューは8ページにわたる記事になっており、
インタビューで植草氏も述べているのですが、
この事件は、逮捕時→拘留中→裁判→判決まで全てが不可解な事だらけなのです。

『逮捕時』警官はのぞきを60~70センチの距離で現認したと言っています。
     本当に目の前で犯行現場を現認したなら、証拠である鏡をポケットに戻すまで
     黙ってみている警官がどこにいますか?
     記事にもありますが、
     そもそもS警官は、植草氏が『携帯電話で盗撮をしていると確信し
     エスカレーターを駆け上がった』と法廷で証言しているのです。

『拘留中』植草氏の防犯カメラの映像を保全し詳細に確認して欲しいとの訴えから、
     10日程も経ってからの警察の返答。『映像は消去された』
     警察はいつ駅に防犯カメラの映像を確認に行ったのでしょう。
     植草氏の訴えから数日経過するまで放置したなら大変な問題だと思います。
     植草氏は無実であるから、防犯カメラの検証を求めたんでしょう。
     犯罪を犯した人間なら、自分が映っていると思われるカメラの検証を
     自ら申し出る事など決してありえません。

『裁判』裁判では実際にS警官が証言している肘の見え方が検証されています。
     詳しくはhttp://www.geocities.jp/yuutama_1     
     のページを見ていただくと詳細までわかりますが、
     S警官が繰り返し証言し、調書にも書かれている
     エスカレーター上での植草氏のとっていたとされる『姿勢』
     (特に右肘の見え方)に疑問があるのです。
     S警官は『右足を一段上に出し、鏡を持った右手を前に差し出していて、
     右肘は曲がっていた。肘から先は見えなかった』と
     何度もはっきりと法廷で証言しています。
     対して、植草氏は『右手にハンカチを持ち、手をおへそのあたりで組んで、
     直立不動の姿勢だった』と言っています。
     これもしっかりとした検証実験がなされているのです。

     その結果、

     警官が植草氏の犯行を見たと言っているエスカレーターの5段下から
     右肘が曲がって見え、肘から先が見えなくなる姿勢というのは、
     正に植草氏が言っているおへそのあたりで手を組んで直立不動の姿勢を
     とっている時なのです。
     警官の言う右足を前に出し、右手を前に突き出す格好では、
     肘の先が丸見えになるのです。

     繰り返しになりますが、記事を引用させていただくと、
     S氏が主張する『肘から先が見えていない』状態は植草氏が主張している
     両手をおへその前で組んでいる状態を後方からみた姿そのもので、
     のぞき行為はしていなかったことに他ならないのです。

『判 決』これはもう、上記のような逮捕時の警官の行動の不自然さや
     以前から投稿している証言の矛盾(S警官の証言が変遷していること)
     防犯カメラを検証しなかった警察の怠慢(意図的である可能性が高い)、
     肘の見え方の検証実験結果
     これら全てを全く無視していると思われる有罪の判決。
     普通に考えて、これほど警察側証言に疑問点が持ち上がれば、
     植草氏は無実である事は誰の目にも明らかだと思うのです。
     これだけではありません。検察は他にも多くの虚偽を公判で述べているのです。

     植草氏は冤罪なのです。無実なのです。

     いつも何かの記事を読むと、(丸ごと転記は問題だと思うので)
     伝えたいと思う部分を自分の言葉で書き直したりするのですが、
     私が長々と書く下手な文より
     植草氏の直接話した言葉一言を読むほうがよく微妙な気持ちも
     伝わるものだと思うのでやっぱり、多くの人に読んでもらって冤罪をわかって
     もらえたらと思います。本当にひどい冤罪だと思うんですよ・・・。

     長くなってしまいましたが、最後に植草氏が拘留されていた時、
     当時の心境を書きとめた句が載っていましたので無許可にて転載します。

                   茫然と ただ立ちつくす花祭り
                  罪なき我が身は 地獄にありけり
by yuutama1 | 2005-04-02 04:35 | 出版関係