コラム更新されていましたよ。
2006年 02月 03日
今日、コラムが更新されていましたよ。
今来週の金融市場の展望(2006年2月3日)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この間、植草氏教授就任の記事を見つけた八国山だよりさんを読んでいて、
(引用)
「格差が出るのは悪いこととは思っていない。能力のある者が努力をすれば報われる社会という考え方は、与野党問わず多いと思う」とも小泉首相は言っていた。
この言葉表面だけならその通りだろう。真面目に働いているものと働く意思のないものとの間に差がなければモチベーションも下がるだろう。だが、問題は同じスタートラインに立つことのできない格差が生じているということだ。弱者、負け組が競争するチャンスを与えられない格差が問題なのだ。この10年で子供の就学に経済援助が必要な家庭が2倍に増えたという現実を理解した上での発言なのか。(引用終)
という投稿があった。
私が植草氏を尊敬するきっかけとなった福島瑞穂さんとの対談本
『福島瑞穂のいま会いたいいま話をしたい』を思い出した。
福島瑞穂さんと色んな人との対談が載っています。
転記はいけないとは書いてないので、ちょこっと。
『頑張った人が報われる社会というのも世の中の仕組みとして大事ですが
現実にはむしろ頑張った、頑張らないということよりも、
生まれながらに神から与えられたというような
恵まれている恵まれていないという事の方が格差は大きい。
頑張った頑張らないもそれは重要だからモラルハザードは起こさないように
しなければいけないけれど、
恵まれている人が、恵まれているのを頑張ったに置き換えちゃうと非常に危険だと
思うんですよね。
たまたま自分はいろんな意味で運がよかったからいい思いをしているのを
自分が頑張ったからだと勘違いすると非常に冷たい社会になると思うんですよね。』
という事が書いてあったのを思い出しました。
『命を絶つほどの痛みを政治が見落とすべきではない。』という題で、対談されています。
図書館にもあると思います。良かったら植草氏の部分だけでも読んでみて下さい。
何が言いたいのか、なんだかバラバラの文章になってしまったけど、
上記のような小泉首相の発言にはいつも何度聞いても釈然としない気持ちが残るけど、
植草氏はなんと言うか、思いやりの気持ちが基になった考えを持ち続けて
活動していらっしゃると私は感じてて、それが植草氏を尊敬するまず一つの理由なんです。
今来週の金融市場の展望(2006年2月3日)
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この間、植草氏教授就任の記事を見つけた八国山だよりさんを読んでいて、
(引用)
「格差が出るのは悪いこととは思っていない。能力のある者が努力をすれば報われる社会という考え方は、与野党問わず多いと思う」とも小泉首相は言っていた。
この言葉表面だけならその通りだろう。真面目に働いているものと働く意思のないものとの間に差がなければモチベーションも下がるだろう。だが、問題は同じスタートラインに立つことのできない格差が生じているということだ。弱者、負け組が競争するチャンスを与えられない格差が問題なのだ。この10年で子供の就学に経済援助が必要な家庭が2倍に増えたという現実を理解した上での発言なのか。(引用終)
という投稿があった。
私が植草氏を尊敬するきっかけとなった福島瑞穂さんとの対談本
『福島瑞穂のいま会いたいいま話をしたい』を思い出した。
福島瑞穂さんと色んな人との対談が載っています。
転記はいけないとは書いてないので、ちょこっと。
『頑張った人が報われる社会というのも世の中の仕組みとして大事ですが
現実にはむしろ頑張った、頑張らないということよりも、
生まれながらに神から与えられたというような
恵まれている恵まれていないという事の方が格差は大きい。
頑張った頑張らないもそれは重要だからモラルハザードは起こさないように
しなければいけないけれど、
恵まれている人が、恵まれているのを頑張ったに置き換えちゃうと非常に危険だと
思うんですよね。
たまたま自分はいろんな意味で運がよかったからいい思いをしているのを
自分が頑張ったからだと勘違いすると非常に冷たい社会になると思うんですよね。』
という事が書いてあったのを思い出しました。
『命を絶つほどの痛みを政治が見落とすべきではない。』という題で、対談されています。
図書館にもあると思います。良かったら植草氏の部分だけでも読んでみて下さい。
何が言いたいのか、なんだかバラバラの文章になってしまったけど、
上記のような小泉首相の発言にはいつも何度聞いても釈然としない気持ちが残るけど、
植草氏はなんと言うか、思いやりの気持ちが基になった考えを持ち続けて
活動していらっしゃると私は感じてて、それが植草氏を尊敬するまず一つの理由なんです。
by yuutama1
| 2006-02-03 20:29
| 植草一秀氏