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by yuutama1
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鑑定の信頼度と世間への悪印象の植え付け

どこかのニュースサイトが書いていましたが、
鑑定結果は異なるであるか類似であるかこの2種類の表現しか使われないと
書いてあった。
本当にそうだろうか。

ある事件の報道では、
女児の1人の着衣に付いていた繊維は、被告の車の車種のシートと細部まで一致
という記事があります。


もう一つ、他の事件では、(【冤罪】甲山事件第二次控訴審判決要旨)
類似していたと検察が主張する繊維鑑定がありふれた毛繊維であり、
たくさん付着していたうち数本しか鑑定対象とされていない事から
検察側の主張を退けた判決が出ています。

以下判決要旨から引用。

検察官は、鑑定を根拠にして、被告人及びs.の各着衣の付着繊維相互に、酷似ないし類似
する繊維があった旨主張している。
しかし、本件鑑定に供された繊維は青あるいは黒というごくありふれた毛繊維であり、
しかも数多く付着していたいろいろな繊維の中から
わずか数本の付着繊維しか鑑定の対象として取り出されていない。
そして、右鑑定のうちの分光曲線により同一性を判断しようとしているものは、
分光曲線が客観的な色の判別手段としてそれのみでは十分でない上、
分光曲線だけでどの程度同一性が判別できるのかという根本的な点についての立証が
この鑑定及び鑑定証言を総合しても不十分である。
もう一つの繊維の形態を中心とした鑑定は、鑑定内容自体、科学的鑑定としての価値が低い。
結局いずれも付着繊維が酷似・類似と判断できるほどの証拠価値を有するとは認められないから、
検察官の主張する繊維付着の事実が犯行を推認させる間接事実として意味があるとまでいえない。


・・・・・・・・・ここまで

追記:
その他の事件でも探すと結構出てきます。

ある事件では、
被告の車で発見された繊維について、吉野が殺害時に着ていたカーディガンの繊維と類似するとはいえても、それに由来するとまでは認定できず、他の衣服に由来する可能性も否定できない。

とか。
植草氏の場合、現代の科学捜査なら一致するものは一致すると言えるでしょう。
民間の研究所にに鑑定を委託したならまだしも
『警視庁』の科学捜査研究所の類似という表現には疑問が残るのです。

植草氏の場合、繊維鑑定はいつ行ったのでしょう。
当然、採取してすぐでしょう。
ここ2~3日で鑑定したわけでもないと思います。

前回の公判の後流れたニュースでこぞって書いていた事を覚えていらっしゃいますか?
下着の繊維の鑑定結果が証拠として出されると。
でもそれは、昨日の公判でも鑑定書にすら採用されていないのです。
どこにでもあるありふれた繊維だという事で。

前回の公判の時、当然その鑑定結果は出ているはず。
鑑定結果は証拠としては無理だとわかってたわけです。
注目を集めるだけで、鑑定書にも採用しない鑑定結果って何ですか?

植草氏の事件の報道を見てると、世間の印象を左右する事に躍起になっているように思う。
前回の事件の時とまったく同じです。
ずっと見ているとわかってくるものがあります。
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by yuutama1 | 2007-01-26 13:07 | 植草一秀氏